航空券の種類

種類

航空券には、格安航空券、PEX航空券、正規航空券の3種類あり、値段も利用条件も異なります。 以下にその特徴をまとめてみました。尚、下の表でストップオーバーとは、経由便の場合に経由地で途中降機して24時間以上滞在することです。

種類 正規航空券 PEX航空券 格安航空券
安さ (5段階) ★★★★ ★★★★★
販売場所 旅行会社 / 航空会社 旅行会社 / 航空会社 旅行会社
購入場所で料金の違い なし なし あり
季節による賃金の変動 年間共通 あり 変動大
キャンセル料 無料 有料 有料(一般に高い)
ストップオーバー 無料 有料な場合が多い 有料、無料、不可などいろいろ


正規航空券

IATA(国際空港運送協会)で定められた航空券です。 1年間を通じ同一価格で、IATA加盟のどんな航空会社にも乗れ、 行きと帰りで違う航空会社を使ったり何社もの航空会社を乗り継いで利用することもできます。 また、出発前で購人後1年以内ならキャンセル料なしでキャンセル可能など、 融通の利く航空券ですが、とても割高です。 そのため、一般には、 格安航空券とPEX航空券の条件の良い方を購入することになると思います。

PEX運賃

格安航空券と異なり、旅行会社だけでなく航空会社でも購入可能な正規割引航空券です。 JAL の「ダイナミックセイバー」や ANA の「エコ割」などがそれに当たります。 早期に購入すると安くなり、通常、予約後72時間以内の支払いと航空券の発行が義務付けられています。 マイレージが格安航空券と比較して有利に取扱われたり、 発券後のキャンセル料など、格安航空券より条件は良いです。 時期によっては格安航空券より安くなる場合があります。

PEX運賃は、正確には、A-PEX運賃、ゾーンPEX運賃、IATA PEX運賃に3つに分けられます。 早期購入で割引きを受けられ、最も市場に出回っているPEX運賃は、A-PEX運賃のことです。 ちなみに、IATA PEX運賃は、全航空会社共通の正規割引航空券で、この航空会社を使ってもどこで買っても同一料金ですが、 3つの中で最も割高です。 また、ゾーンPEX運賃は各航空会社が独自に設定している正規割引航空券ですが、A-PEXより条件が緩い反面、A-PEXより割高です。


格安航空券

ツアー用の航空券を旅行会社が買ってバラ売りしてる航空券 (電車に例えると回数券を買って、それを一枚一枚売っているようなもの)です。 そのため旅行会社からのみ購入できます。
他の種類の航空券と比べると様々な制限が加わるが料金は通常最も安いです。 また、時期により料金が大きく異なり、特に閑散期は安くなります。 料金は旅行会社によって違いが生じます。 人件費が抑えられ薄利多売に向いているネットでの販売の方が、店頭販売より安い傾向があります。 また、キャンセル規定も旅行会社によって異なりますが、 一般に出発日が近づくほどキャンセル料は高くなります。

サイト名 安さ(5段階) コメント
AB-ROAD ★★★★★ リクルートが提供する海外旅行サイト。非常に多くの旅行会社の航空券を取り扱っているため、安価の航空券を見つけやすい。
etour ★★★★ 指定した日だけでなく前後3日の金額も一覧に表示してくれる点が魅力的。空席数照会もできとても使いやすい。
Skygate ★★★★ 各月の最安値一覧で閲覧できるのがうれしい。また、検索システムも使いやすい。
H.I.S. ★★★★ 大手旅行代理店のH.I.S.のオンライン予約サイト。最安値カレンダーや指定日前後日の料金の表示などシステムも良い。
楽天トラベル ★★★ 楽天が運営するサイト。空席照会可。楽天スーパーポイントを集めている人はポイントをGETできる点が魅力。
予約.com ★★★ 空席照会に少し時間がかかるが、空きのある航空券のみ表示してくれる点は便利。
(注意) 安さは時期によってかわっていますので目安としてご参照ください。

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