カナダ入国手続き

入国審査

カナダ入国手続き 空港に到着したら、IMMIGRATION(入国審査)またはARRIVAL(到着)のサインにしたがって進みます。 入国審査カウンターに着いたら、NON RESIDENTS(非居住者)または、VISITORS(観光客)というサインのブースに並びます。 順番になったら、税関申告書(Declaration Card)とパスポートを入国審査官に提示します。 尚、入国審査で提出する税関申告書は機内で配られるため、空港に到着するまでに記入を済ませておいた方が良いです。 税関申告書の書き方については、下で記入例を付けて説明します。
審査官に聞かれる主な質問は次の3つです。

観光 < Sightseeing >、10日間 < ten days >、ABCホテル、といった感じで、ここでは聞かれたことのみ答え、 余分なことは言わないのが得策です。 パスポートにスタンプを押してもらい、税関申告書を受け取ったら入国審査は終了です。


荷物受け取り・税関

入国審査が済んだら、日本の空港のチェックインカウンターで預けた荷物(受託手荷物)を受け取り、 税関で税関申告書を手渡せば入国手続きは完了です。

荷物受け取り

入国審査のあと、Baggage Claimのサインに従って荷物受取所に向かいます。 搭乗機の便名が表示してあるターンテーブルで受託手荷物(チェックインの際、預けた手荷物)を受け取ります。 荷物が出てこなかったり、破損していたら、税関を通る前に、日本で荷物を預けた際、航空券につけられた荷物引換証(Claim Tag)をもって、 すぐその場で航空会社職員に申し出よう。 尚、 事後のクレームは取り扱ってくれないので注意が必要です。

税関

荷物をもってEXIT(出口)に進み、出口手前で待機している係員に税関申告書を渡します。 この際、まれに申告の有無を尋ねられることもあるが、申告するものがなければ"No"と答えます。 税関を通ったら、入国手続きは終了し到着ゲート(Arrival Gate)に出られます。 ちなみに出迎えの人はこの到着ゲートから中へは入れず、この到着ゲートが唯一の出口であるため、 到着ゲートを出たところが出迎えの場所として使われています。


税関申告書

税関申告書は機内や入国審査カウンター付近でも入手できます。 以下に記入例を示すが、書式は予告なく変更になる場合があります。 尚、税関申告書は全員必要ですが、住所が同じ1家族の場合、1枚にまとめて書くことができます。

税関申告書 1: 姓と名
2: 生年月日(西暦・月・日)
3: 国籍
4: 同行者(家族)の氏名、生年月日、国籍を記入
5: 現住所
6: 国名
7: 郵便番号
8: 渡航手段 (・空路 … ・鉄道 … ・海上 … ・道路)
9: 搭乗便名
10: 主な旅行目的 (・留学 … ・私事 … ・仕事 )
11: 入国経路は?
・アメリカから
・アメリカ以外から直行便
・アメリカ経由で入国
12: 以下のものを持っていますか?
・火気、その他武器類
・業務用の品物、用具、商品、商品見本
・肉、肉製品、酪農製品、果物、野菜、種子、ナッツ類、植物や動物またはその一部/製品、切り 花、土、木材/木材製品、鳥類、昆虫
・合計金額が10,000カナダドル以上の現金または通貨代替物(小切手、トラベラーズチェック等)
13: 現在所持している以外の物を別便で送りましたか?
14: 今後カナダで農場を訪れますか?
15: 滞在日数
16: 免税範囲を超える物品を持っていますか?
17: 署名 (パスポートと同じ署名)
18: 日付


免税範囲

免税でカナダへ持ち込みできる範囲は以下の通りです。 免税範囲を超えると税金を払うことになるため、カナダに持ち込む荷物は、免税範囲内で抑えた方が良いです。 また、免税範囲は税関申告書の説明書きに記載されているため 最終確認はそちらでましょう。

品物 数量/価格 備考
ワイン 1.5リットル 左記のいずれか。355mlの缶又はボトルのビールだと24本までOKです。
ビール 8.5リットル
その他 1.14リットル
タバコ 紙巻 200本 左記のいずれか。通常1カートンで 200本。
葉巻 50本
刻みたばこ 200グラム
ギフト 60ドル 1品につき60カナダドル

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