トロント掲示板 (生活) - No.21364

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トロント 生活

Toronto Humane Societyに寄付することについて

Tabitha (トロント) 2010-11-24 01:29:10
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数年前にToronto Humane Societyから猫を引き取りました。ここは政府からの補助は一切なく全て寄付でなりたっていると聞いています。営業時間(営業ではないですが)が過ぎても、猫を引き取りたい人がいれば残業して手続きしたり、一人一人に丁寧に質問したり説明したり、猫をケージから出すときの扱い方など、本当に猫のことを考えているんだと感銘を受けました。その時Toronto Humane Societyには猫が700匹ほどいて半分くらいは病気だと聞きました。

たくさんの猫から一匹を選んだので、あの時見たたくさんの猫は今でもケージの中にいて、訪れる人にみゃーみゃー鳴いてアピールしているのかもしれないと思うと胸が痛みます。うちは一匹しか飼えないので、それから毎年少しですが寄付をしていました。

そのToronto Humane Societyが数ヶ月前に虐待で捜査されましたね。病気の動物に十分な世話をしなかったとか。人手が足りないのは分かりますが、安楽死はさせない方針なので治らない病気で苦しんだり痛がったりしている動物をケージに入れたまま十分世話できないのは虐待だと思います。

今年寄付をするかどうか迷っています。どんな状態でも安楽死させないというのは残酷だと思うので寄付をしてそういうポリシーを支持したくないと思う反面、動物達に罪はないので彼らが少しでも飢えたりしないようにとりあえずお金を送りたい気持ちもあります。

有識者の方、アドバイスをよろしくお願いします。

返信‐1 とろ (トロント) 2010-11-24 01:44

毎年、寄付されているとのことで手間もお金もかかるのに、トピ主さんは優しい方なんですね。

私的な意見ですが、寄付は続けることに意義があると思います。そして、疑問などがある場合は、直接、Toronto Human Society の担当部門へ質問、異議を伝えてよいと思います。「私はこう思い、寄付金はこの様に使って欲しい」など伝えることができます。それで直ぐに何かが変わるわけではないですが、意見が集えば組織は動いてくれます。

これは極論なのですが、組織へボランティアとして所属し、改善に努めるのも有りだと。

少しでも多くの猫ちゃんたちが救われると良いですね。

返信‐2 PP (トロント) 2010-11-24 02:45

Toronto Humane Societyに関しては、賛否両論あります。
動物の保管状態に問題があったのは事実のようですが、それを内部告発した人たちを次々とクビにした、という話も聞きました。またオンタリオ州で違法となった闘犬なども残したり、事務所内で飼ったりしていた、という報道もありました。

どのチャリティーでも同じことですが、反対意見も賛成意見もありますので、トピ主さんが自分で意義があると信じるのなら寄付すればいいと思います。

返信‐3 難しい・・・ (トロント) 2010-11-24 07:48

Toronto Humane Societyではないですが、似たような団体から10年前に子猫を引き取り、それ以来毎年、クリスマスの時期に寄付をしている者です。

私たちが寄付している団体は、もうちょっと組織自体が小さくて、今まで問題も聞いたことがないのでトピ主さんのような葛藤はないですが・・・。

特に景気が悪くなってから寄付もぐっと減り、ボランティアの方々の負担が非常に増えたとnewsletterで読みました。

それに加えて私の場合は、今、家族の一員としているこの猫とめぐり合わせてくれてありがとう、という気持ちで寄付しています。

ただし・・・Toronto Humane Societyについては私もよく思っていません。動物を愛する人間として、あの団体は信用できません。もちろん現場レベルの、ボランティアの中には本心からホームレスの動物を何とかしてあげたい、と思っている人がいるのは事実だと思います。ただ、私だったらそこには寄付しません。現場の動物たちに届いている気がどうしてもしません。あそこは以前から評判がものすごく悪く、責任者逮捕のニュースが流れた時も周囲は、やっぱりね、という反応でしたので…。

我が子?を引き取った所に寄付したい、という気持ちは私もよーく分かりますが、もしそれでも寄付をしたいと思うのであれば、他の信頼できる団体(見つけるの難しいですけどね…)に寄付をするか、もしくは、現金でなくとも、缶フード・ドライフードの現物受け付けたりする所もあるので、それなら人間に悪用されようがないからそういう手もありますね。(Toronto Humane Societyは分かりませんが、私が寄付している団体は、現金でなく現物も歓迎しています)

返信‐4 うちも猫がいる (トロント) 2010-11-24 09:27

まぁ色々ありましたが、これからを期待したいです。というより良くなってくれないとあそこまで騒いだ意味がないので。
そういう意味でも寄付してもいいのではないでしょうか?保護団体にとってお金はありすぎて困るということはありませんし、動物達に罪はありません。お金があれば、助かる病気/怪我というのもあります。もし現金が嫌でしたら、上の方の言っているように物の寄付という手もあります。ウェブサイトにwish listがありますので少しでも自分に買えるもの、必要のない物がありましたら、施設の子達の役にたつと思います。

返信‐5 Kitty101 (トロント) 2010-11-24 12:35

まず寄付をするかどうか、またどこの団体に寄付をするかは個人で決めることなので
他人の意見をあまり気にする必要はないように思います。

トピ主さんの参考になるように事件の背景を記しておきます。
-州で最大のシェルターであるTHSは、州法により動物愛護に関し最も大きな権限を持つOSPCAと
長年いがみあっていた。(権力争い、寄付金の取り合い、安楽死に対する見方の違いなどが原因)
-THSの前Presidentは、安楽死に対して消極的だったばかりでなく、ワンマンで逆らう職員を
すぐ解雇したりして内部の人間からも憎まれていた。
-前Presidentの時代、シェルター運営自体がずさんだったのは事実。
-OSPCAは昨年の11月にTHSの立ち入り調査を行い、動物の保護状態に問題があるとし
前President、Shelter Managerなど数人が逮捕される。
-一方OSPCAは安楽死に対して積極的すぎる傾向がある。THSに立ち入り調査に入った際に
「病気」と判断された猫の大部分は猫風邪をひいていただけだった。
-OSPCAは、今年5月ニューマーケットにある直属のシェルターで真菌が発生した際
それを理由に何百匹もの猫を安楽死させようとするが、住民の猛反対にあい安楽死処置を
中止する事件を起こした。
-THSの前Presidentは起訴されたが、OSPCAの証拠押収のやり方が公正さを欠いたため
裁判が流れてしまった。
-前Presidentを含め、THSの管理職及びBoard of Directorsは全て解雇もしくは辞任
して、新しい管理体制の下、今年の6月にシェルター活動を再開した。

と、まあこんなところでしょうか。非常に複雑でどろどろした問題なので
一口にTHSが良いとか悪いとか言い切れないというのが私の見方です。

寄付が集まらなくなって一番困るのは恐らく動物達でしょう。

THS以外に猫の保護活動をしている団体としては:
Annex Cat Rescue
Toronto Cat Rescue
North Toronto Cat Rescue
どこもチャリティーとしてきちんと認可されたNPOです。



返信‐6 Tabitha (トロント) 2010-11-24 13:58

みなさん、貴重な時間を割いてレスをくださりありがとうございました。

とろさん、寄付を続けることに意義があるというのは最もですね。寄付をやめても抗議なのか無関心なのか相手には分かりませんよね。寄付+担当部門に意見ですね。

PPさん、状況をありがとうございます。私に応対してくれた方はマネージャーレベルの人に見えましたが、本当に猫のことを考えている印象を受けたのでニュースを見てショックでした。

難しい…さん、以前から評判が悪かったんですね。現物寄付がいいような気がしてきました。

うちも猫がいるさん、現金だと何に使われるか分からないと思い始めたので、現物寄付にするかもしれません。

Kitty101さん、詳しい状況をありがとうございました。読んでうっわー…と思いました。どちらもそれぞれの視点から動物のことは考えているんでしょうね。動物達を使ってお金儲けをしようとはしてなさそうなのが救いです。それでもそういうドロドロのしわ寄せが動物達にいくと思うと残酷ですね。他の団体リストもありがとうございます。現金か物か、THSか別の団体か、もう少し考えようと思いますが寄付はしようと思いました。

みなさんの意見を読んで勉強になりました。本当にありがとうございました。

返信‐7 Cat Lover (トロント) 2010-11-24 17:34

横ですが、TSHの裏事情について詳しい方の投稿を読んで悲しい気持ちになりました。
権力争い、ポリティックスのために猫が犠牲になってるのですね。

私はToronto Cat Rescueに寄付をしていますが、それだけではなく、時折ボランティアとして猫を自宅で一時預かっています。
TSHのように猫をケージで保管するのでなく、ボランティアの各家で一般家庭の環境で猫を保管し、引き取り手が現れるのを待つというシステムなので、猫に対する細やかなケアとよりリラックスした環境を提供できます。もちろん、ボランティアの選定にも気を使っています。
この団体も安楽死に全面反対しています。

世の中に捨て猫や不幸な猫がいなくなる日は遠いかも知れませんが、それぞれの立場でできる限りのことをやっていきたいですね。

返信‐8 Toy (トロント) 2010-11-26 12:33

皆さん寄付に関心が深く感銘しました。

Toronto Human Societyに現物寄付した事あります。中にいる動物達に買ったものではなく、愛犬に買ったけど使わなかったおもちゃ(新品)とオヤツ(未開封)を入口の横にあるスペースに置いてきました。

確かにニュースを見て中の事情等を聞くと寄付に躊躇してしまうお気持ち分かります。色んな諸事情はあるかと思いますが、出来る所から始めるのが初めの一歩ですし、かと言って寄付したお金がちゃんと使われているのか気になる事もあり。お金でも現物でも寄付する気持ちがあれば必ず通じると思いしていきたいですよね。

返信‐9 (トロント) 2010-11-26 12:41

動物を引き取られたり、寄付をされたりされていらっしゃる方が多くて目が潤みます。

近い将来、人間が動物を手放し、動物が人間の手から離れ、動物が自然な状態で行きて行ける様になると良いです。

返信‐10 Tabitha (トロント) 2010-11-26 13:29

またレスが!いろんな経験談やご意見を見ることができて本当に勉強になります。

Cat Loverさん、Toronto Cat Rescueではケージに入れられている猫はいないんですか。それはすごいですね。動物の里親になるというのは当たり前ですが現金を寄付するよりずっと大変だと思うので尊敬します。そういうボランティアがあると知って良かったです。

Toyさん、私はTHSの猫セクションしか見ていませんが、犬も何百匹もいるんでしょうね。猫がケージに入っていなければならないのも悲しいですが、犬にはもっときついのかもしれませんね。ここでみなさんのレスを読んでどんな形でも寄付は続けようと思いました。

犬さん、動物がどういう形でも幸せになってほしいと私も思います。人間も含めてですね。

レスありがとうございました!!