カナダ掲示板 (料理・グルメ) - No.17549

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カナダ全般 料理・グルメ

パン作りや焼き菓子作りに詳しい方、お願いします

K (トロント) 2009-09-27 02:12:41
本トピックは、返信停止または返信可能期間終了のため返信・メール送信はできません。

こんにちは。
私は料理が大好きなのですが、日本にいた頃は家にオーブンがなかったのでパンや焼き菓子は作ったことがありませんでした。
ですがこちらに越して来て以来どの家にもオーブンがあるので、パイなどを焼いたりしていましたが、先日初めて「パン」と呼ばれるレシピに挑戦してみたら大失敗してしまいました。
参考にしたレシピはこちらです。
http://cookpad.com/recipe/322341
<袋1つで簡単ふわふわゴマパン>
小麦粉 200g
ベーキングパウダー 大さじ1
砂糖 大さじ1と1/2
塩 小さじ1/2
黒ゴマ 大さじ2
ヨーグルト 110cc~
溶かしバター〈マーガリン可) 20g

私の家で作れるように上記のレシピでいくつか変更した点があります。
・量りがないので小麦粉(オールパーパス)は400cc使いました。
・レシピでは材料は袋の中で混ぜることになっていますが、私はボールの中で手で混ぜました。
・ヨーグルト(アクティビア)を110cc程度使いましたが生地がとても硬くまとまりきらなかったので牛乳(スキムミルク)を少し足しました。
そして、レシピ通り180度で15分焼きましたが、レシピ名のふわふわどころか、石のように硬くなってしまいました。
このパンで釘が打てそうな感じでした。
ちなみにパン焼きはまったくの初心者です。
ホームベーカリーなどは持っていないので、このレシピはとても簡単そうだと思い参考にしました。
こちらに移ってきてから、たぶん同じ名前の食材でも配合などが違うせいでしょうか、日本のレシピを参考にしてもあまり思った通りにはならず、北米のレシピを参考にしたほうが味や見た目などがいいことには気付いていましたが、こんな単純なレシピさえうまくいかないとは。。。
そこで、北米で売られている材料でパンやお菓子などを作られている方にお聞きしたいのですが、このレシピを例として失敗したのにはどのような理由が考えられるでしょうか?
また今後このレシピを「ふわふわ」に作り上げるにはどうしたらいいと思いますか?
ほかにも、機械など無くても手軽に初心者でも失敗しないパン(ランチに持っていきたいのです)の作り方をご存知でしたらぜひおしえていただきたいです。

よろしくお願いします!

返信‐1 ぱん (トロント) 2009-09-27 03:19

小麦粉はどのように計量しましたか?
袋から出して数回ふるい、たっぷり空気を含ませてからすくい、すぐにすり切りましたか?
それとも、袋の中から直接すくい、テーブルの上などでトントンと粉を落ち着かせてからすり切りましたか?
(小麦粉のように粒子の細かい粉は、同じ1カップでも密度によって重量に大きな差が出ます)

量りがないので小麦粉をccで、とありますがレシピには溶かしバター20gとあります。
これはどのように計量しましたか?

ベーキングパウダーとヨーグルト、バターはどの時点で足しましたか?
粉類を先にしっかり混ぜてから液体を足しましたか?
それとも全部の材料を一度にボウルに入れて混ぜましたか?
スキムミルクは何cc足しましたか?
焼く前の生地はどの位の硬さでしたか?

私は、よくレシピなしでパンを焼きますが、計量しなくてもそこそこのものはできます。
ベーキングパウダーを使ったことはないのでわかりませんが、
ドライイーストの場合は液体に直接触れないよう先に粉類を混ぜてから液体を足します。
また、書かれているような硬くなってしまった生地に水分を足すやり方は失敗しやすいです。
調節するなら逆にゆるめの生地に粉を足していく方が均等に混ざります。

返信‐2 ひま (トロント) 2009-09-27 04:27

Kさんの書き込みを見てまず思ったこと。
200gの小麦粉に対して400ccにしたのは多すぎです。こちらのヨーグルトは日本のものよりシックな気がしています、その上アクティバと言う、よりシックなものを使ったのでますます水分が足らなくなってしまったのではということです。

たった今作ってみました。ただし、これはイースト菌を使ってませんのでパンと言うよりお菓子感覚かなと思って、ケーキ用の小麦粉を使って370ccにしてみました。今にして思えば返信一さんの書き込みをみて、何で粉を振るわなかったのかなと反省しています。ビニール袋に入れたら、破けてしまい移し変えたので、かなりのバターとヨーグルトが減りました。それでも何とかこねて、400gのドウが出来ました。

4つに分けて355Fで15分焼きました。イングリッシュマフィンのような感じの食感で焼きあがりました。バターをかなりロスしてしまったのでカチカチにはなりませんでしたがパサパサしてしまいました。でも味はとてもいいのです。


オールパーパスなら350ccにして、ヨーグルトの量も心持ち多くして見られてはどうでしょう。簡単に出来ていいですね。黒ゴマもたくさんはいってますし。失敗は成功の元。頑張ってみて下さい。

返信‐3 雑学王 (バンクーバー) 2009-09-27 05:13

トピ主さんの場合、まずはレシピに忠実になることが成功の近道だと思います。
パンやお菓子は他のお料理と違って、材料をきちんと量らないと失敗する可能性が高いです。
特に初心者の場合、生地の感覚も分からないですからね。

元のレシピを拝見しましたが、粉を篩うとか、材料を入れる順番などは全く関係なく、全て入れて混ぜるだけで出来るようになってます。
材料、手順がシンプルであるということは、書かれている全てがコツだと思います。

日本で通常小麦粉と呼ばれているのは薄力粉のことで、こちらのオールパーパスとは違いますから、レシピ通りに作ってもムチッ、ドッシリという感じになるのは仕方がないかもしれません。
pastry flourやcake flourという物を使ってみるといいと思いますよ。
それにしても、オールパーパス400㏄は多すぎると思います。粉をカップで量る場合、粉の入れ方で変わってきますが・・・私、試しに量ってみた所200g=325㏄でした。

もし、トピ主さんが長期でカナダに滞在され、これからも日本のレシピでパンやお菓子作りをされるのなら秤を購入されると何かと便利だと思いますよ。

あと、ヨーグルトですが、activiaはゼラチンが入っていますので、ゼラチンの入っていないヨーグルトで試してみてください。


Good Luck!

返信‐4 雑学王 (バンクーバー) 2009-09-27 05:33

返信-3の雑学王です。
時間をかけて書き、時間をかけて添削している内にお二方も返信されていました・・・
特に返信-2さんを読んで笑ってしまいました。
実は私も、このトピックを見てから、お昼ご飯に作ってみたんです。
でも、トピ主さんにはレシピに忠実にと言っておきながら、自身は忠実に作っていない(ヨーグルトをサワークリームにし、砂糖をはちみつ、黒ゴマを白ゴマ、)ので、作ってみた結果は書かなかったんです。
しかしながら、私もゴマの風味満点のムッチリ系食べられるパンができました。

返信‐5 K (トロント) 2009-09-27 09:27

まずはお礼を先にさせてください。
こんなに早くたくさんのお返事をいただき、本当にありがとうございました。
直接メールをくださった方もありがとうございました。
ちなみに量りがないので、グラムをccに換算するのにはいつもこのサイトを参考にしています。
http://www.hikari-kinzoku.co.jp/kitchen/measure/measure_01.htm

ぱん さん
パン作りは今までやったことがなく、ぱんさんのお返事を見てこんなに注意する項目があるのかと驚きました。
小麦粉は、直接袋からスプーンですくって軽量カップで測りました。
バター20gは大さじ1強として使いました。
粉を先に混ぜたりなどはせず、レシピの通り全ての材料をボウルに入れてから混ぜ始め、大体まとまった時点でまだまとまりきらない部分があったためスキムミルクを50ccくらい足したと思います。
焼く前の硬さは・・・うまく説明できないです、すみません。耳たぶよりは硬かったです。
これからはゆるめに作って後から粉を足すように心がけたいと思います。
アドバイスありがとうございました!

ひま さん、
私も作り始めてすぐに、小麦粉の量が多すぎるのではないかと思ったのですが、やはりそうだったのですね。
アクティビアもほかのヨーグルトと比べて硬いなとは思っていました…。
作ってみてまでいただいたと言うことで、とても嬉しいです。
味はとてもいいですよね、特に焼いているときのヨーグルトの香りがすごく好きでした。
ひまさんのアドバイスを参考に、小麦粉の量とヨーグルトの量を調節してまた挑戦してみたいと思います!

雑学王 さん
なるほど、ケーキ用などの粉を使ってみるといいのですね。
それとやはり、400ccは多すぎたのですね。
アクティビアにゼラチンが入っていることも知りませんでした。
これらの量を調節して再度挑戦してみたいと思います。
ちなみに私も白ゴマで作りました。
カナダには3年近くいるのですが、少なくともあと3年はいることになったので秤の購入も考えてみたいと思います!

返信‐6 あき (その他) 2009-09-27 13:19

皆さんのコメントとダブってしまうかも知れませんがそこは流して下さい。

まず小麦粉(オールパーパス)とは中力粉ですので、日本の小麦粉よりはすこしずっしりとしたり、もちもち間がでます。このレシピをオールパーパスで代用するのなら「ふわふわ~」とはいかないかもしれません。しっとりとしていないマフィンのような感じになると思われます。

それから製菓にはプレーンヨーグルトを使用することをお勧めします。ファットフリーを使用するのであれば110~とレシピにはありますが、水っぽいので少し増やしてみてください。日本のヨーグルトのように3%以上の脂肪分のヨーグルトであれば110プラス牛乳を加えてみてください。(オールパーパスの場合)

それからこちらの大型のオーブンを使用されたのですよね?
日本のオーブンよりは焼にムラがありますので、175度で焼いてみるのもいいかと思います。

私も散々失敗してめげずに何度もやりなおしてきました。
いまでは日本のレシピをみて、レシピの多少の増減は感で出来るようになり、パン、ベーグル、マフィンなどあらゆる焼菓子やパンは作れます。

どなたかが言っていたように、量りがあると今後日本のレシピも上手に使えますよ。

がんばってください。

返信‐7 K (トロント) 2009-09-28 05:19

トピ主です。
今日、お返事をくださった皆様のご意見を参考に、このレシピに再チャレンジしてみました!
小麦粉は300ccにし、混ぜる前にザルで振るいました。
ヨーグルトはゼラチンの入っていないものを使い、110ccよりも少し増やしました。
混ぜ終わった後に生地は若干ゆるかったのですが、今回は粉は足さずそのまま焼いてみることにしました。

出来上がりですが、前回のものと比べると格段にふわふわに近づきました!
ですが、外側がガリガリと硬くなってしまうのは焼き方が悪いのでしょうか。。。
温度を少し下げるつもりだったのですがうっかり忘れてしまってレシピ通りの180度で20分ほど焼きました。
これは焼き過ぎなのですかね。
レシピの写真を見てみると、外側もしっとり柔らかそうなのですが。

それでも、みなさんのおかげで前回よりもずっとおいしくなりました。
いろいろとご意見ありがとうございました!
簡単で初心者にも作れるようなレシピがありましたら、ぜひお教えください。

返信‐8 ひま (トロント) 2009-09-28 07:02

オーガニックホールウイード 200g
ベーキングパウダー     大2分の一
塩             小2分の一
黒ゴマ           大2
ヨーグルト         110g
メープルシロップ      大1半
オリーブオイル       大2

以上で作ってみました。とてもヘルシーな材料と思いませんか^^。バターの代用品はないかなと思って検索してみましたら、ベジタリアンの間ではバターの代わりはオリーブオイルなんですね。知りませんでした。秤の上にボールを置いて、次々と材料を入れていけば計量スプーンとゴムベラだけで済みます。でも焼き上がりはフワフワのパンと言うよりモチモチのマフィンです。カナディアンにはブラウンシュガーを使用してシロップをかけて食べれば良いんじゃないかなと思ってみたり...。

ところで20分は焼きすぎと思います。1回目は15分で焼いてみましたが、やはりKさんと同じように外側はちょっとパサパサしてしまいました。それで2回目はオーブンのラックを5段あるのでいつも上から3段目にしているのですが、一つあげて2段目で11分焼いてみました。かなり外側もしっとりしてずっと良くなりました。でも写真のように十字に切り込みを入れたところから盛り上がっていませんでした。ベーキングパウダーを減らした為か、反対に温度が低すぎか、短すぎかのどちらかかなと思っています。

次回はもう少し高温にして短時間にしてみようかなと思ってみたり、温度はそのままで一番上の位置で焼いてみようかとか色々考え中です。日本とこちらのオーブンでは熱風の周り具合が違いますし、各家庭のオーブンでも違いますので、癖をつかむまではいろいろ試してみましょう。

外側がパサパサすぎたらすぐに密封容器に入れておくと少しはしっとりしてきます。パン作りは奥が深いですね。私の方こそお礼申し上げます。小麦粉を使ったとてもヘルシーなレシピがレパートリーの一つになりました。

返信‐9 すぃーてぃー (トロント) 2009-09-28 08:31

最近時間なくて、ベーキングしてないんですが、みなさんのコメント読んで
久々にやりたいなーと思いました。お菓子やパンは何度か作ると、コツが
つかめるかと思います。それから計量はきっちりと。
私のお勧めは、オーブンの中に置く小さい温度計です。オーブンによっては
設定した温度より高めだったり、低めだったりすることがあるので、この
温度計を入れることによって正確な温度がわかります。

返信‐10 K (トロント) 2009-09-30 10:42

トピ主です。
投稿してくださった方々、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

>ひま さん、
本当にとてもヘルシーですね!
私も次回、まねっこしてみたいと思います。
やはり20分は焼きすぎだったのですね。
パンは中まで火が通っているかわかりづらいのでつい。
焼き方も参考にさせていただきます。
焼きあがってからすぐに密封容器に入れるとしっとりすると言うことですが、目からうろこです!
ぜひ試してみます!
いろいろとヒントをいただき本当にありがとうございました。

>すぃーてぃー さん、
やはり何度も繰り返してコツをつかむのが、成功への近道のようですね。
パン焼きは奥が深いです。。。
計量と温度がキーポイントのようですが、秤と温度計の購入を考えてみたいと思います!


ところで、生地を練ったあと焼く前に丸める際に、手にベタベタと生地がくっついてしまうのは生地がゆるすぎるのでしょうか。
レシピの写真のようにまん丸に丸めたいのですが、手にくっついてしまってとてもあんな風なきれいなボール型になりません。
なので、てっぺんの十字の切れ込みも入れることができませんでした。
適当な大きさを掴んで、天板の上に「ボテッ」と落とす感じで今まで焼いていたのですが。。。

返信‐11 食パン (トロント) 2009-09-30 11:50

皆様が書かれている通りに、トピ主さんはまずレシピ通りに作ることが失敗しないコツだと思います。

そもそも、材料がちょっと適当すぎます汗

日本の大さじとカナダの大さじはイギリス基準で同じはずですが、物によってはアメリカの容量の場合があるので。まず、きちんと日本と同じ単位の軽量スプーンを使っているかどうか確認してみてください。

そして、確かに、水は1cc=1ml=1gですが,その他の物(もちろん小麦粉etc…)は1cc=1gではありません、また目安にもならないので注意してください。やはり粉を使ったお料理はきちんと量りで量ってするのが良いと思います。

軽量スプーンも容積(ml/cc)なので、バター(体積 g)を図るのは感心しません。全然違うはずですよ。

また既出ですが、オールパーパスはパン作りには向いていません。pastry flourを使う事をお勧めします。

カナダは台所が広くて私も楽しんでいます。うまくいくと良いですね。

返信‐12 K (トロント) 2009-09-30 12:43

トピ主です。

>食パン さん
いろいろとご指摘ありがとうございました。
大さじ、小さじなどは日本と同じ容量のものを使っています。
大さじは15cc、小さじは5ccです。
一応、仕事が専門職で化学系なので、水以外のものは1cc=1ml=1gではないことは知っています。
なので前にも書きましたが、材料によって大さじ(15cc)がおおよそ何グラムに値するかの一覧表を参考にして、この分量で作りました。
バターを大さじ強使ったのもそのためです。
ですがこの「おおよそ」というところが、食パンさんのおっしゃる「適当すぎる」なのでしょうね。
すみませんでした :'(
秤や温度計の購入も考えておりますが、そういった機械などがなくても気軽に作れて少しでもおいしくなる方法はないものかと思いトピックを立てさせてもらったのですが、もし計量スプーンや計量カップしか持っていない場合はこのくらいの出来で満足しておくものなのかも知れませんね。
とりあえずは今のごまパンで満足しているので(それから一人暮らしなのでいろいろと無駄になることが多くあまり食品を買い足すのが好きでないため)、今の小麦粉を使いきった後にケーキ用の粉を買って作ってみたいと思います!

返信‐13 ひま (トロント) 2009-09-30 13:52

返信1のパンさんの投稿文
また、書かれているような硬くなってしまった生地に水分を足すやり方は失敗しやすいです。
調節するなら逆にゆるめの生地に粉を足していく方が均等に混ざります。


これを思い出しましょう。手にベタベタと生地がくっついてしまうのでしたら今度は粉の分量が少なすぎたようですから少しずつ粉を足してみましょう。

今後のご健闘をお祈りしております。